【映画レビュー】タイムスリップの王道「バックトゥザフューチャーpart1」
【バックトゥザフューチャーpart1】
監督
制作総指揮
出演
- マイケル・J・フォックス(役名 マーティ・マクフライ)
- クリストファー・ロイド (役名 エメット・ブラウン博士(ドク))
- トーマス・F・ウィルソン(役名 ビフ・タネン)
※私自身が印象深かった出演者を表示させていただいております。
あらすじ
主人公マーティ(マイケル・J・フォックス)は、青春まっただ中の高校生。
ある日、知り合いの博士ドク(クリストファー・ロイド)に、
「実験は成功したので、今夜見に来てほしい。」と連絡を受ける。
言われたとおり実験場へ行くと、ドクはリモコンで車を走らせ始める。
その車は時速120キロを超えたあたりで、消えてしまった。
1分後に先ほど消えた車が同じ場所に出現する。
そう、ドクはタイムマシンを発明したのであった。
しかし、このタイムマシンには問題があり、燃料が核物質ということ。
一般には中々手に入らない核物質を、ドクは反社会組織の過激派から入手したのであった。
それをマーティが知ったとき、後ろから過激派の車が登場し、ドクは銃で撃たれて殺されてしまう。
マーティは、先ほどの車型タイムマシン(デロリアン)に乗り込み、
必死に逃げようとする。
気づいたとき、120キロを超えるスピードがでており、彼はどこか違う時代へ飛ばされてしまった。そして車には、帰りの燃料は積まれていなかった。
感想
3部作としても1つの作品としても素晴らしい脚本ですね。
最初に見たのは小学生の時ですが、大人になった今見ても面白いと思いました。
こういう作品こそ不動の名作と言うのでしょう。
part1は物語の始まり。
タイムトラベルによっておこる1つのトラブルが徐々に大きな問題に広がっていきます。
帰りの燃料を持たずにタイムトラベルをしたマーティーは果たしてどうなるのでしょうか。
キャラクターの個性がはっきりしていて、見ていて爽快です。
個人的にはクリストファー・ロイドのドクが好きです。オーバーすぎる演技が作品と絶妙にマッチしています。
クリストファー・ロイドというより、ドクで認識している人が多いのではないでしょうか?
彼は「カッコーの巣の上で」や「マンオンザムーン」など他の有名作品にも出演していますが、バックトゥザフューチャーをみた後だと全部ドクに見えます笑
今作品は3部作で、3作品それぞれが面白いというのも珍しいです。だいたいの作品は続編が作られるに従い、人気がなくなっていくものですが、その点も素晴らしいと思います。今後、シリーズ物映画に関しては特集を組んでみたいと思います。
そして様々な場面で伏線が張られていたり、ちょっとした変化が起きていたりと、細かいところまで楽しむことができます。
小さいときや若いときに一度見たことがある方は、今見るとまた違った気づきがあるのでおもしろいですよ。
あともう一つ好きなところがあって、ラストの「To be continue」が出てくるまでの盛り上げ方が非常に上手なところです。一難去ってようやく落ち着いたかと思うと、見ている側を裏切るかのように新たなストーリーが展開していきます。何度見てもドキドキわくわくします。
記事を書いていて知りましたが、主演のマイケル・J・フォックスは30歳の若さでパーキンソン病になっているそうです。そのため、自身でマイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団を設立したり、自伝を書いたりしているんだそうです。
一作目が今後の作品に繋がる大きなものとなったので
評価 10点